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ロシアで森林火災が広がっている

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ロシアで広がっている森林火災の様子 ロシアで広がっている森林火災の様子 (出展:tmber)

 

ロシアで広がっている森林火災ですが、収まる気配がありません。
 プーチン首相が大統領のときに実施した公務員のリストラが行き過ぎて、火事などの災害に対する備えまで削減したというところに、今回の火事が収まらない背景がありそうだ。
ロシアの輸出品は、「石油、ガス、食料、武器」であるが、武器は安価な支那産に流れ、石油は枯渇しつつある。
今回、食料もまずは自国分を確保するために禁輸したが、今年はそれでよくても、来年撒くタネはどうする? 家畜を殺して、家畜に回す量を減らすか? そのあたりのことをロシアは、秋ごろに決断しないといけないだろう。


ロシア森林火災の教訓は、食料不足になった場合、まっさきに削られるのは家畜用飼料であるから、ニンゲンより先に、多数の家畜が殺されるということだ。
奴隷のみなさん、社畜のみなさん、いい教訓だね。他山の石として参考にしてください。
淘汰の時代、生き延びられるのは、どういう人なのか? 自分はそういう人か?
今年に限って、日本のコメは豊作のようなので、ロシアや欧州の人たちよりも「1年間、対策をうつ時間が与えられた」のだから、貴重な時間を大切に使ってください。

2010/08/08 橘みゆき 拝

【関連ニュース】

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ロシア 森林火災拡大、死者52人 核物質を緊急退避
8月6日20時46分配信 毎日新聞【モスクワ大前仁】

記録的な猛暑が続くロシアで、森林火災による被害が拡大・悪化の一途をたどっている。死者は6日までに52人となり、軍事・核関連施設が危険にさらされる事態も。国内からは政府や自治体の対応を批判する声も上がっている。

 非常事態省によると、ロシア中部や西部を中心に550カ所以上で火災が続いている。焼失面積は約18万ヘクタール(香川県の面積とほぼ同じ)に達し、約3500人が住居を失った。

 モスクワ郊外では先月29日、火災が海軍基地に燃え広がり、航空関連の格納庫や車両が延焼した。空母搭載型の戦闘機スホイ33に積載するエンジン4基をはじめ、約200機が被害を受けたという。メドベージェフ大統領は、基地司令官らが火災発生時に不在だったことを取り上げ、関係者を処分した。

 中部ニジェゴロド州のサロフでは、核研究施設に飛び火する危険が高まったことから、核物質を安全な場所へ緊急避難させた。サロフはソ連時代に「アルザマス16」と呼ばれ、同国初の原水爆が開発された閉鎖都市で、現在も許可なく訪問することはできない。

 メドベージェフ大統領は4日、休暇を切り上げて国家安全保障会議を開催し、火災が軍やエネルギー関連の施設に及ばないよう対策の強化を命じた。プーチン首相も同日に被災地を訪れ、復興支援を約束した。

 一方、ロシア国内では6月末から断続的に森林火災が起きていたが、地元自治体が適切な消火活動を行わなかったことが被害を拡大させたとの批判が出ている。また評論家のラティーニナ氏は、プーチン大統領時代の07年に森林開発を奨励する狙いで、それまでの森林の監視や防火体制を緩和したことが背景にあるとして、「プーチン氏に責任がある」と指摘する。

 プーチン首相は4日、このような批判を報じた民放ラジオ局「モスクワのこだま」にメールを送り、「必要な資金を各自治体の口座に送付した」と国民の理解を求めた。「最高実力者」といわれるプーチン氏が、国民の批判に返答するのは異例だ。

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本コラムは、【連山】に 2007年06月06日に投稿したコラムです。

 

【旧連山コラム】断層の手前と向こう側
橘みゆき
 2007年06月06日

 

環境省が発表した 平成17年度(2005年度)の温室効果ガス排出量速報値 によると、日本の温室効果ガスの総排出量は13億6400万トン(国民1人あたり10トン)に達しました。
京都議定書で、日本は1990年の排出量から6%削減することを約束していますが、逆に8%増となっています。
2008年から2012年までの5年間に排出する温室効果ガスが評価の対象となりますので、もう来年から平成17年度比14%減(ほぼ1/7)を達成していないといけないのですが、日本は国全体としてエネルギー効率が良いので、ここから14%減はかなりきびしい。
また対策が後になればなるほど5年分の温室効果ガスの総量が決まっていますから、先延ばしはできません。

環境省では、エネルギー起源Co2の部門別排出量をまとめています。産業部門(工場等)、運輸部門(自動車、船舶等)、その他の部門(商業、サービス、事業所等)、家庭部門、エネルギー転換部門(発電所等)に分類されます。
Co2の排出量は、単純化すると、景気が良くなると増え、不況になると減ります。
猛暑や暖冬になると冷暖房の需要が増えます。

6月になったこともあり、クールビズとか、温暖化に関するTV番組が特集されたりしていますが、チーム6%の名前が先行して、いまの状態から6%減でいいと勘違いされるかもしれません。
減少させないといけない割合は14%なのです。
車の運転を控えるとか、節電、節水など、今まで取り組んでいたことを継続しただけでは達成は不可能です。

国内でできることといえば、不況にしてしまって産業の活動全体を抑えるか、ガソリン代や電気代を大幅にUPさせて、強制的に使用量を減らすなど、効果的な選択肢(しかも経済に対するインパクトが大きすぎる)が少ないのが現状です。

コンビニやファミレスなどの24時間営業の店舗の営業時間を短縮したり、自動販売機の節電促進をしても、焼け石に水でしょう(やらないよりやった方が良いのですが)。
排出権取引を使う方法もあるでしょうが、現在、温室効果ガス1トンあたり2万円前後で取引されています。
日本が排出権を買い占めるのは目に見えていますから、今年、来年、再来年と排出権の価格が高騰するのは明らかです。
こうして考えて見ると、20世紀のライフスタイルに代表されるエネルギーを大量に消費する生き方を続けることはもうできません。
できたとしても長続きしません。
地球上の人達がアメリカ人のようにエネルギーを浪費したのでは地球はあっという間に干上がってしまいます。
となると、21世紀的なライフスタイルというか、持続可能な程度にエネルギーを節約していく生き方を模索していかないと、未来がないということになります。
現在の20世紀的なライフスタイルと比べると、だいぶ異なるでしょう。

今を生きる私達が、抜本的な生き方を見直して、持続可能な道を選ぶか、現状どおりの道(持続不可能な道)を選ぶかで、人類の未来が明るくも暗くもなります。
言い換えると、子供達がよりよい環境で暮らせるようにするか、自分が楽しむために子供達の未来を奪うのか、選択を迫られているということになります。
子供を持つ母親ならば前者を選択しますが、享楽に溺れている人は後者を選択するでしょう。

 

断層の手前と向こう側/2つの未来"

今日と明日の間に断層がある。もしかしたら、断層を渡っている最中なのかもしれません。
一部の人は断層の向こう側に行って、21世紀のライフスタイルを身につけているだろう。
そんなことを、ずいぶん昔から言っている人がいます。
藤原直哉さんが1994年に書いた短編小説『歴史の彼岸』 がインターネットラジオできけます。
15分程度ですので、時間があるときに聞いていただければ幸いです。

橘みゆき 拝

【関連HP】
 1994年作短編小説『歴史の彼岸』 藤原直哉の「21世紀はみんながリーダー」 2006/06/13
 平成17年度の温室効果ガス排出量速報値 (環境省)

【関連する連山のコラム】
 【決戦】地球温暖化サミット PDAオムニバス:2007/06/06
 【金融戦】炭素の静脈と水素の動脈 PDAオムニバス:2007/06/04
 環境立国を世界へ発信 「戦略」閣議決定 PDAオムニバス:2007/06/03
 「京都議定書の目標を達成は困難である」 橘みゆき:2006/11/07

【関連する本】
 気候変動の文明史 安田 喜憲 (著)
 カーボンリスク CO2・地球温暖化で世界のビジネス・ルールが変わる 末吉 竹二郎、井田 徹治 (著)
 レスター・ブラウン・プランB2.0 エコ・エコノミーをめざして レスター ブラウン (著)
 成長の限界 人類の選択 ドネラ・H・メドウズ、デニス・L・メドウズ、ヨルゲン・ランダース (著)
 不都合な真実 アル・ゴア (著)

Neo-Generation.NETへ再掲載:2009/05/13 橘みゆき 拝

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