本コラムは、爆発の法則(事例:新型インフルエンザ国内初感染第1号確認)(新世代どっとネット:2009年05月17日)の続きです。
急増した国内感染による新型インフルエンザの感染者数
5月16日13時前、神戸の高校生が新型インフルエンザに感染したことが確認されました。
この日、他の高校生にも感染していることが確認され、成田空港で確認した4名と、神戸の高校生8名の計12名でした。
5月17日、大阪府と兵庫県で新型インフルエンザに感染したことが確認された方がを急増し、22時の発表で、日本の感染者は96人となりました。
国内感染による感染者数が、時間と共に増えていっているのは、改めて検査を一斉に始めたからでしょう。
検査を担当している方は、昨日から頑張って調べています。
夜が明けると、疑わしきは全部調べろと現場を無視した支持が出て、本当に苦労されると思います。
この感染拡大は長丁場となりますから、体を壊さないよう、無理をしないでいただきたいかと願っております。
長時間労働を長期間強いられるという面で、厚生労働省の職員や、保健所の皆さん、全国の病院で働いているお医者さんや看護士さんたちも、事情は同じです。
短距離走のランナーみたいに、まじめに一生懸命がんばっても、終わりが見えません。
患者はどんどんやってくるため、心身共にたいへんな負担です。
途中で燃え尽きてしまって、体も心もぼろぼろとならないように、無理をせず、お仕事をしていただきたく願っております。
(さすがに手を抜けとは言えませんもんね)
たしかNYの高校で集団感染してたよな
高校で集団感染が広がっているという点で、NYの事例に似ています。
NYといえば、こんなニュースがありました。
米CDC所長にNY市保健局長 新型インフル対策を統括 (NIKKEI-NET 2009/05/15)
偶然だろうか? NYでの経験が今後役に立つからなのか? なんか怪しい。
WHOは、神戸や大阪で感染が広がっていることを調査し、警戒レベルを【フェーズ6】に上げるか否かの検討を行っています。
繰り返される大東亜戦争の過ち
あえて言おう。
我々は、水際作戦という不毛の戦いにばかり重点を置いてしまい、国内感染の可能性を過小評価してしまったのだ。
そして、新型インフルエンザを特定するための検査をする仕組みがすっぽり抜けていたということを。
(海外渡航なしなら、簡単な検査しかしないのが普通だ)
それがゆえに、国内での初期対応が後手後手に回ってしまったのだ。
だれしも自分の勤める病院/保健所/市町村で、新型インフルエンザの感染者第1号が出てほしくないものである。
できれば他で。。という気持ちや、「水際作戦しているから大丈夫」という希望的観測の積み重ねにより、目の前で起こっていることを見逃してしまいました。
まさに、大東亜戦争当時の大本営発表や、帝国海軍の過ちと同じようなことを繰り返してしまったようなものです。
大東亜戦争末期みたいに玉砕したら、それは無駄死です
今回の豚由来の新型インフルエンザは、いわば陽動作戦と言ってよいものです。
これにまじめに対応したのでは、人的資源も、物資もお金も消耗しつくしてしまいます。
今後発生する鳥インフルエンザや第二波、第三波といった本命がやってきた場合、対処不可能となります。
双曲割引という言葉のように、直近のことは大きく見えるが、先のことを過小評価してしまうという過ちを犯してはいけません。
目の前の患者を助けたい。それはそれで大切なことですが・・・、
豚インフルエンザ 「兵庫の指定病院神戸中央市民に父親が勤めています」で紹介されている医者は、立派な方です。ですが、過労で体がボロボロになったり、インフルエンザに感染したら、それ以上は医者としての仕事を続けることができなくなります。
医者や看護士が学生から一人前になるのに何年もかかります。
必要だからと言って、簡単に増やしたり、どこかから援軍(補充要員)が来るのを期待するのは無理です。
医者や看護婦が過労により、医療の現場にいられなくなったら、医療崩壊そのものです。
そうなると、残された方はどうなります?
今は、現在の状態をできるだけ長く温存することが最も大切なことです。
医療関係者の皆様へ 御蔵に合流されたし!
既に今の政府は統治能力を失ったも同然です。
滅び行く組織と一緒に心中することはありません。
このまま、新型インフルエンザの感染が全国規模に広がっていくのは、誰にも止められません。
多くの犠牲を出したところで、多少遅らせることができるか、どうかです。
病院は遠からず機能停止状態になります。
医療を支える医者や看護士の不足、そして点滴や薬などが不足しても補充されないからです。
現在、私達は、世の中が混乱化し、無秩序となる前に、電脳医師団を組織化しています。
このコラムを読んだ医療関係者はできるだけ早く【御蔵】に合流してください。
補給や援軍が見込めない籠城戦はジリ貧となるだけです。
そこに滅びの美学はありません。
お医者さんは優遇いたしますので、【秋月便り】を購読し、早めに【御蔵】に参加願います。
社会全体が伝染病にまみれていたとき、医者は患者を治療して、伝染病に感染するのはおろかです。
伝染病に感染しないエリアに隔離して、病気を治す薬やワクチンを開発することをすべきです。
映画「アイ・アム・レジェンド」の主人公みたいに、孤独の戦いではありません。
同じような仲間による協同作業です。
一人一人の力は小さくても、それがまとまれば、大きな力となって大きなことを為しとげるのです。
遠隔医療や電脳医師団のメンバーとして、新しい時代の扉を開けよう!
2009/05/18 橘みゆき 拝
【参考コラム】
爆発の法則(事例:新型インフルエンザ国内初感染第1号確認)(新世代どっとネット:2009年05月17日)
成田空港で水際作戦大成功とその続き(新世代どっとネット:2009年05月10日)
仮説:日本の感染者急増は5月15日か?(水素文明への転換:2009年05月05日)
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