2011年8月1日、アメリカ連邦債務の上限引き上げ問題は、一部に合意したとの報道があるが、連邦議会は党議拘束がないため、投票が終わってみないとわからないし、上院と下院で同じ法案が可決する必要がある。
市場関係者の希望的観測を否定するわけではありませんが、いまだハードルは高いとみてよい。
退役軍人の年金や、福祉をカットするという現実を議員が承認できるか?
そんなことしたら、選挙に負けるぞ。
という事情を過小評価してはならない。
また、オバマ大統領の再選を阻止するため、いま米国債のデフォルトをしたほうが、共和党政権のときにデフォルトするよりも有利だとう現実もある。ロン・ポールなんか、この意見だ。
また、ペイリン元アラスカ知事(副大統領候補)などのティー・パーティーの連中は、とにかくアメリカ大陸にひきこもって、世界なんてどうでもいいという立場なので、これもオバマ大統領に反対の立場だ。
身内はというと、ヒラリー国務長官みたいに、寝首を狙っているので、バイデン副大統領くらいしか味方がいない。
今日の午前中に投票が行われるとのことだが、時間切れという選択肢がまだ残っている前提で今後の予測をしないといけない。
こういうとき、よほどの自信がない個人投資家は、往復ビンタを喰らうので、嵐がさるまでじっとしているほうが犠牲が少ない。
米国債デフォルト回避へ...与野党「合意に達した」
08月01日07時40分配信 読売新聞
【ワシントン=岡田章裕】米連邦政府の債務上限引き上げ問題で、共和党と法案の修正協議を進めていた米上院民主党のトップ、リード院内総務は31日午後(日本時間1日午前)、「上限引き上げの合意に達した」との声明を公表した。
暫定合意を受け、同僚議員らの承認を待って、正式に投票手続きへと移る。米国債のデフォルト(債務不履行)懸念が8月2日に迫る中、最悪の事態の回避に向けて大きく前進した。ただ、保守系議員の影響が強い下院共和党が受け入れるかはまだ不明で、ハードルはなお、残っている。
米下院民主党、債務合意を支持しない可能性=ペロシ院内総務
08月01日07時49分配信 ロイター
[ワシントン 31日 ロイター] 米民主党のペロシ下院院内総務は31日、下院民主党が1日の会合で債務引き上げに関する合意を支持しないことを決める可能性がある、と明らかにした。
同院内総務は記者団に「われわれは全員が合意を支持できない可能性がある」と語った。
2011/08/01 橘みゆき 拝
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