書評 「新世界秩序(人間牧場)にNO!と言おう」

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驚きの連続でした。
この本は、ロックフェラー一族を中心とする国際金融資本家たちが、どんな計画を立てているか、どのように世界を動かしているかをまとめた本です。
内容全てを要約することは困難なので、わかりやすい部分をいくつか私の意見を交えて紹介したいと思います。

彼らの目標は、「新世界秩序」。
世界に平和と安定をもたらすようなイメージを持つかもしれませんが、実はジョージ・オーウェルの小説「1984年」そのものです
現在、世界で起きている大きな出来事・問題は、連中が周到に立てたシナリオに沿って起こっているのです。
世界は、私たちが今まで信じていたような仕組みで動いているわけではないのです。
そして、私たちの生活もおびやかされる寸前です。
このままでは、私たちは家畜のように搾取され奉仕する存在になってしまいます。常に監視され、自由などない暮らしです。

そして、その最前線がアメリカです。
アメリカ合衆国は自由とチャンスの国、と一般に思われていますが、実はそうではない。
連中の長い手は、ありとあらゆるところに伸びていて、人々の生活は大きくからめとられています。
政治・経済・軍事は当然のこと、食糧・教育・マスコミといった暮らしに直接かかわる部門が連中にコントロールされています。

例えば食糧では、

・アメリカの農産物は半分以上が遺伝子組換え種子を使っている。大豆は100%、とうもろこしは70%以上。世界の遺伝子組換え種子の90%モンサント社が占めている
モンサント社は、自社の種子を使用していない農場に自社の種子が風で飛来して生長すると、その農家を知的財産権侵害で訴える。敗訴した農家が賠償金支払いのために農場を手放すとモンサント社が買い取る。
モンサント社は、ロックフェラー財団が出資してい
・2009年3月、食品安全局設置を計画する法案が提出された。この役所は、食べ物に関係するすべての施設が、政府が決めた基準に従って農薬と肥料を施されているか、包装は規定通りか、温度管理は適切かといった指導・監督を行うことになる。その施設とは、農場、ワイナリー、牧場、果樹園、水産養殖場、漁船、肉の処理場、街角の屋台、個人の裏庭の畑まで対象になる。違反1件に対して、1日につき最高100万ドルの罰が科せられる。
・2008年の時点で、とうもろこしの生産原価は1ブッシェル5ドルかかるが、市場の取引価格は3ドルだった。小麦は6~7ドルかかるが市場価格は5ドルだった。そのため、今年は春に種が買えず種播きできなかった農家が多かった。この影響が今年の秋以降にあらわれる。

この調子では、アメリカから伝統的な農法で耕作をおこなう農家は、早晩いなくなってしまうでしょう。そうなったら、アメリカの農業はモンサント社の独占となります。つまり、ロックフェラーの手に握られることになります。
ロックフェラーから、種子、肥料、農薬を買わなくては生きていけなくなるのです。
ところで、日本では大豆はとても大切な作物です。味噌、醤油、豆腐、納豆、もやし・・・大豆製品のない食生活は考えられません。しかし、日本の大豆自給率はたった5%。輸入量の約75%がアメリカ産です。


経済に関しては、

・米国憲法第1条第8節:議会が貨幣を鋳造し、その価値を一定にする権限を持つ。(印刷とは書いていない。つまり、金貨か銀貨だけが貨幣として使われるということ)
・米国憲法第1条10節:どの州も貨幣を鋳造し、信用手形を発行し、負債の支払のための通貨に金貨や銀貨以外使用してはならない

米国では、紙幣による貨幣を憲法で禁止しているのです。でも、ドル札があたりまえに使われていますね。いったいどうなっているのでしょうか。

米国で紙幣発行を管理しているのは、ご存じ連邦準備制度理事会(FRB)です。FRBは、1913年にJ.P.モルガンやポール・ウォーバーグ、ジョン・ロックフェラーなどの銀行家がつくった組織で、政府機関ではありません。
12の連邦準備銀行を連邦準備制度理事会が統括しています。連邦準備銀行は株式会社で、ロスチャイルド系、ロックフェラー系の大銀行が株主です。
つまりアメリカの通貨政策は、国際金融資本が自由に操っているのです。しかしこれは明確に憲法違反なので、流通しているドル札はすべて偽札、と主張している人もいるそうです。
紙幣の本質を垣間見るようですが、ドルの命運が彼らに握られてるのは間違いないようです。(
※日本銀行も株式を発行していますが、過半数を政府が出資していて、出資者は経営に口出しできないことになっています)

新世界秩序の推進者たちの組織(CFR)の機関誌フォーリン・アフェアーズに、1984年、次のような記事が掲載されています。
「新しいブレトン・ウッズ会議は まったく時期尚早だ。しかし、いかにして我々が国際的な通貨の設立を今世紀中に展開できるかどうか考えることは尚早ではない。このことを胸に留めて、私は これから100年の急進的な代案を提案する。すべての民主的な産業先進国のための通貨の創造、そして共通の金融政策を持ち、その金融政策を決定するために 他の中央銀行と接触することである」

つまり、世界共通の通貨を持ち、中央銀行を統合することは、彼らのゴールの一つなのです。

昨年秋から始まった金融危機以降、ドルの崩壊を予言する人が多いですが、今年4月のロンドンでのG20サミットでSDR(特別引出権)が新しい通貨としての可能性が話し合われたようです。
確かに、ドルの基軸通貨としての役割は終えつつあるようです。
テキサス州選出の下院議員で下院金融委員会の委員ロン・ポール氏は「この金融危機は25年前から計画されている」と述べています
どうやら、この金融危機も彼らの計画の一つで、世界新秩序へのステップのようです。それも、「あがり」まで間近です。





私たちは、最後の選択のときに差し掛かっているように思えます。
このまま、流されて人間牧場に囲われていくのか。
それとも、人間としての尊厳を取り戻し、自由で豊かな暮らしを目指すのか。

この本は、まず現実を知るために有益な情報でいっぱいです。

一人一人が目を覚まして、自分で考え、行動するようになれば、彼らの計画は頓挫するのではないかと思います。








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このページは、Yasuhito Oyaが2009年8月 5日 02:24に書いたブログ記事です。

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