国内感染第1号が発生
5月16日1時頃、神戸の高校生が国内で豚由来の新型インフルエンザに感染した可能性があるとのニュース記事がネットに配信されました。
新型インフル、国内で感染疑い...渡航歴ない神戸の高校生
5月16日1時27分配信 読売新聞
厚生労働省は16日未明、新型インフルエンザへの感染の可能性が否定できない患者の報告が神戸市からあったと発表した。
同省や神戸市によると、この患者は、海外渡航歴のない同市在住の男子高校生で、神戸市環境保健研究所が15日に行った遺伝子検査で、新型インフルエンザの陽性反応が出た。
しかし、すでに新型への感染が確認された大阪府立高校の生徒ら4人の時に実施した検査結果とは陽性反応のパターンが異なり、渡航歴もないことから、同省は慎重に判断する必要があるとみている。
国立感染症研究所に検体を送って、再度の遺伝子検査を行う。
16日午後にも結果が判明する見通し。同省などによると、男子高校生は今月11日に悪寒を訴え、翌12日に37・4度の発熱があり、医師の診察を受けた。同日の簡易検査ではA型インフルエンザの陽性反応を示していた。
15日時点では、せきがあるが、体温は36度台で、自宅療養中という。
大阪府立高校の生徒ら4人は入国前の検疫で発見され、「国内侵入」を水際で食い止めた形になっているため、今回、感染が確認されれば、国内に侵入した初のケースとなる。
検査の結果、新型インフルエンザに感染したことが確認され、国内での感染第1号となってしまいました。
問題は、彼1人ではなく、他の高校生にも感染してしまったということです。
これは、従来型のインフルエンザと違いが明確でないため、ソ連A型や香港A型のインフルエンザとして、治療したためといえます。
さすがに、高熱を出した患者全員に対し、じっくり検査するのは無理というものですから、やむをえません。
参考記事:厚労省などが疫学調査に着手、濃厚接触者には外出自粛要請も 5月16日19時24分配信 読売新聞
もはや、海外から感染者が来るのを防ぐ段階ではありません。
国内での拡大をいかに防ぐかということに重点を置く段階です。
この段階でいかに食い止めるかが、国内での感染拡大に大きく影響します。
厚生労働省の新型インフルエンザ対策関連情報に最新の情報が掲載されています。
随時、このページにアクセスして、一次情報を確認願います。
5/16現在、第二段階(国内発生早期)となっています。
日本における 新型インフルエンザの発生状況 (出展:厚生労働省)
5月5日に試算した国内感染予測が当たりました
連休中、こういう事態になるのはいつ頃だろうかと、試算したのを、ネットに上げたのは5月5日未明のことでした。
ほぼ予想どおりの展開となってしまいました。
5月5日未明に「水素文明への転換」(現在、凍結中)ブログに、新型インフルエンザの国内感染予測をUPしてますので、よかったら御覧ください。
仮説:日本の感染者急増は5月15日か? 「水素文明への転換」(2009/05/05)
仮説:日本の感染者急増は5月15日か?
「水素文明への転換」(2009/05/05)<前提条件>
連休中、海外旅行して、5月5日(火)に帰国した人が、帰りの飛行機で新型インフルエンザに感染したと仮定します。最初の感染者
潜伏期間はNYの学校の感染例をみると、新型インフルエンザで高熱になるまで4日。3日間は普通どおり動ける。
学校とか会社にふつうに通えるのは、5月8日(金)。
この日に、周囲の人たちにウイルスをばらまきます。
当然ですが、連休明けの5月7日(木)は自覚症状はありません。
そして、5月9日(土)に熱が上がり、この時点で保健所に連絡します。
検査して、新型インフルエンザに感染していることが判明するのは土曜日の深夜あたりでしょうか?
※日本人感染者第1号確認のニュースがこの時点二番目の感染者
5月8日(金)に感染(二次感染)してしまった方は、4日の潜伏期の後、発熱するとして、5月12日(火)に保健所に連絡します。
その人は、5月11日(月)まで、普段どおり生活して、5月11日(月)にウイルスをばらまきます。
※日本での感染者が増え始めるのがこの時点三番目に感染した人が発熱するのは、さらに4日後の5月15日(金)という計算となります。 以下、めんどうなんで、省略。
※日本での感染者が目立って増えるのがこの時点
【結果の評価】 多少違いはありましたが、ほぼ予想どおり
最初の感染者を確認(予想:5月9日、結果:成田空港にて5月9日)
→ほぼ、予想どおり。水際作戦にて感染者を確認したのは大したものです。
二番目の感染者を確認(予想:5月12日、結果:5月16日)
→病院に行ったのが5月11日でしたので、現実の方が1日早かった
三番目の感染者を確認(予想:5月15日、結果:5月16日)
→現在、この段階だと思います。
水際作戦は無駄ではありませんでした。
さすがに、水際作戦を一生懸命頑張っても、発熱する前の感染者はすり抜けてしまうため、これはやむを得ないことです。
むしろ、国内での感染者の発生を1日でも遅らせることができたという実績を高く評価すべきです。
今後は、国内での感染をできるだけ遅らせるために、各自が感染しないように心がけ、基本動作を徹底するようお願いいたします。
(1) 帰宅後、手を洗う。Happy Birthday の歌を2回歌う間がメド。
(2) 帰宅後、うがいをする。
(3) マスクをしよう。
2009/05/16 橘みゆき 拝
【参考コラム】
成田空港で水際作戦大成功とその続き(新世代どっとネット:2009年05月10日)
仮説:日本の感染者急増は5月15日か?(水素文明への展開:2009年05月05日)
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