成田空港で水際作戦大成功
5月9日、朝5時のNHKニュースで、今日は【フェーズ6】への引き上げがないことを確認した後、眠りました。
8時に一瞬目が覚めて、枕元にあるラジオのスイッチをONにしたところ、『成田空港で新型インフルエンザに感染した日本人3名を確認した』と言っていました。
ああ、水際作戦が大成功したんだ。
GW入る前から関係者の方々が相当ご苦労していただけに、成果があがってよかったね。と素直に、成田空港をはじめ、水際作戦の最前線でご苦労されている方々に感謝したいと思います。
これでめでたしではなかった
ニュースの続報によると、感染した方の座席に近い座席にいた49名が、成田空港のホテルに10日間宿泊してる停留措置の対象となっていますが、そのうちの1名(感染した方と同じ高校の方)が、機外に出てから症状を訴えたため、本来なら停留措置の対象になるはずだった乗客12人がそのまま入国したとのこと。
ちなみに彼は、最初の3名の感染が確認された簡易検査の結果では陰性でした。(ここ、ポイント)
下記のNHKニュースによると、乗客12人全員に連絡がついたとのこと。
外国人観光客もいて、連絡をとるのにご苦労されたと思いますが、水際作戦で感染者を全員把握するのは無理というものです。
(感染直後は自覚症状や発熱もないので、すりぬけてしまいます)
停留漏れは12人 異状はなし
05月10日 01時24分 NHKニュース
新型インフルエンザに感染した大阪の高校生ら3人と同じ飛行機で帰国し、本来、宿泊施設にとどまる停留措置の対象になるはずだった乗客12人がそのまま入国していたことが厚生労働省の調査でわかりました。
今のところ、この12人にインフルエンザの症状はないということで、厚生労働省は各地の保健所を通じて健康状態の把握を続けることにしています。感染した3人のうち生徒1人と教員の周辺の座席にいた乗客・乗員あわせて49人は、感染の拡大を防ぐため検疫法に基づいて10日間、宿泊施設にとどまる停留措置の対象になっています。
ところが感染したもう1人の生徒は、機外に出てから症状を訴えたため、本来なら停留措置の対象になるはずだった乗客12人がそのまま入国したということです。厚生労働省によりますとこの12人とは9日夕方までに全員連絡がとれ、このうち京都に滞在中のアメリカ人の男女4人は微熱がありましたが、医療機関の簡易検査の結果、インフルエンザは陰性だったということです。
また残りの8人は日本人で、健康上の問題はなかったということです。
厚生労働省はこの12人になるべく外出しないよう求めるとともに、各地の保健所を通じて健康状態の把握を続けることにしています。
なんか、つっこみどころが多いのですが、京都観光中のアメリカ人4人の微熱っていうのが非常に気になります。
水際作戦から国内対策に重点が変わる
日本国内で豚由来の新型インフルエンザに感染者第1号は、成田空港の水際作戦の結果、確認されましたが、既に発熱していたから確認できたわけで、感染直後の自覚症状なし&発熱なしという状況の方の場合、国内に入国できてしまうわけですから、次のニュースは、水際ですり抜けてしまった感染者が保健所に相談したという内容でしょう。(5月10日3時現在、未確認)
5月5日未明に「水素文明への転換」(現在、凍結中)ブログに、新型インフルエンザの国内感染予測をUPしてますので、よかったら御覧ください。
仮説:日本の感染者急増は5月15日か? 「水素文明への転換」(2009/05/05)
仮説:日本の感染者急増は5月15日か?
「水素文明への転換」(2009/05/05)<前提条件>
連休中、海外旅行して、5月5日(火)に帰国した人が、帰りの飛行機で新型インフルエンザに感染したと仮定します。最初の感染者
潜伏期間はNYの学校の感染例をみると、新型インフルエンザで高熱になるまで4日。3日間は普通どおり動ける。
学校とか会社にふつうに通えるのは、5月8日(金)。
この日に、周囲の人たちにウイルスをばらまきます。
当然ですが、連休明けの5月7日(木)は自覚症状はありません。
そして、5月9日(土)に熱が上がり、この時点で保健所に連絡します。
検査して、新型インフルエンザに感染していることが判明するのは土曜日の深夜あたりでしょうか?
※日本人感染者第1号確認のニュースがこの時点二番目の感染者
5月8日(金)に感染(二次感染)してしまった方は、4日の潜伏期の後、発熱するとして、5月12日(火)に保健所に連絡します。
その人は、5月11日(月)まで、普段どおり生活して、5月11日(月)にウイルスをばらまきます。
※日本での感染者が増え始めるのがこの時点三番目に感染した人が発熱するのは、さらに4日後の5月15日(金)という計算となります。 以下、めんどうなんで、省略。
※日本での感染者が目立って増えるのがこの時点
水際作戦をすりぬけた場合を想定していますので、今回の展開と違いますが、今後の展開は、だいたいこんな感じでしょう。
水際対策から国内対策へ転換を、感染症センター長が指摘
5月10日0時0分配信 読売新聞新型インフルエンザの感染患者が国内で確認されたのを受けて、国立感染症研究所の岡部信彦・感染症情報センター長は9日、厚生労働省で記者会見し、「これ以上、水際対策を強化するのは現実的でない」と訴えた。
世界中に感染が広がるなか、国内へのウイルス侵入は防げないとの見通しを示したうえで、「水際対策から国内対策へ切り替え、検疫に集中させている医師らを医療現場に戻すことを考える時期に来ている」と指摘。自らも委員に加わる政府の専門家諮問委員会の総意と強調した。
岡部センター長は「今回は高校生が感染しており、ニューヨークのように、学校を中心に感染が拡大する恐れがあった」として、ウイルス侵入を手前で食い止めた水際対策を評価した。
しかし、濃厚接触者の一部が検疫をすり抜けていることなども踏まえ、「水際対策の次の段階として、国内に感染が広がった場合も想定した医療体制を考えなければいけない」と述べた。
2009/05/10 橘みゆき 拝
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